駅弁にはきまって、袋に入った紙の簡易おてふきがついている。駅弁を食べるときに手が汚れているときなど、便利な袋入りおてふきだが、いったいこれはどこではじ.まったのだろうか?、じつはこれは横浜ではじまった。明和産業を創立した時枝盛夫さんが、アルコールを浸した簡易おてふきを考案。横浜の名物のシュウマイに紙のナプキンが添えられていることに注目して、崎陽軒という弁当屋さんに売り込んだ。崎陽軒はこれを採用。自分の店のシュウマイや駅弁に、袋入りのおてふきをつけるようになったのである。他の駅弁屋さんたちは名案だと思ったが、崎陽軒のおてふきの袋に「実用新案特許出願、まねをすることができない・ルコールを浸した紙を袋に詰めただけでは特許といえず、アメリカにすでに同様のものがあるというので持許が却下。自由に使えるというので、たちまち他の中」と書かれているので、まねをする一だが、アルコールを浸した紙を袋に詰め坐に同様のものがあるというので特許が却下。業者もこの簡易おてふきを使いはじめ、全国に広まっていったのである。今では、喫茶店などでもサンドイッチなどにこの袋入りおてふきがついてくるところが多いが、これももとは崎陽軒の駅弁からはじまったものなのだ。
駅の本屋(駅長室や事務室)のある側から一番線、二番線、三番線とつけるのが大原則。現在は高架化されて本屋がホームの真下にある駅や、橋上駅になって本屋がホームの真上にある駅でも、かって地上駅時代に本屋が置かれていた側から一番線、二番線とつけられている。今の駅は高架化されていたり橋上駅化されていたりして、駅の両側から出入りのできる構造になっていることが多いが、一番線のある側が昔から駅の表側であり、そちら側にもともとの町の中心があったと考えてよいだろう。では、在来線の駅に新幹線ホームが増設される場合はどうするのだろうか。基本的には三番線からつける。大きな駅は別として在来線だけで一○本もホームはないからである。例えば在来線のホームが一番線から八番線まである駅に新幹線のホームを四つ新設する場合、新幹線ホームを三番線から一四番線までとする。ただし駅本屋側に新幹線ホームがあるときは、在来線を五番線から一二番線までにずらして一番線から四番線までを新幹線ホームにする。JRと私鉄が同じ駅でホームを並べる場合にも通し番号で番線をつけることがある。例えば小田原駅では一、二番線は伊豆箱根鉄道、三~六番線はJR東海道本線、七~一○番線は小田急、二、一二番線が箱根登山鉄道となり、一二番まで使われているから新幹線は通しの一三、一四番線という具合になっている。新大阪駅は一桁の番線は存在せず、在来線ホームに一○番台、新幹線ホームに二○番台の番線数をつけている。東京駅では、一~一○番まで在来線、二番から新幹線だったが、東北方面の新幹線ホームが増えたので、東北方面は二○~二三番となり、その次に東海道新幹線の一四~一九番となっている。